中国料理・広東料理|聘珍樓(へいちんろう)

日本に現存する最古の中国料理 聘珍樓

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日本に現存する最古の中国料理 聘珍樓

聘珍樓の創業が掲載されている新聞媒体は、関東大震災と横浜大空襲により殆どが焼失してしまい、現在ではホームページに掲載している新聞記事のみとなっております。
聘珍樓の創業が1884年(明治17年)である根拠を裏付けるものとなっており、非常に希少な記事である為掲載させて頂きました。

0横浜開港資料館所蔵

中華街大通り

『20世紀初頭、横浜開港資料館絵葉書』

左手に「聘珍樓 中華御料理」の看板が見える。レストランは2階部分で白いアーチ型の窓が人目をひく。1階にはたばこ屋などが入っていた。

3横浜開港資料館所蔵

「浜自慢五十佳選めぐり 萬新樓と聘珍樓」

『横浜貿易新報』1934年(昭和9年)7月23日

萬新樓は豪華を誇り、広東から招いたコックの料理に定評があり、政治家、実業家の顧客が多く、聘珍樓は創業50年の横浜名物で、大小十数室の個室のほか、一度に200、300人が会食できる大広間があると紹介されている。

赤矢印の所には「聘珍樓は創業五十年の業績に普く全国にしられた東邦最古の濱名物支那料理店」と掲載されている。

5横浜開港資料館所蔵

「横浜名物五十佳選」

『復興博の盛観』1935年(昭和10年)横浜開港資料館所蔵

1935年3月26日から5月24日まで山下公園で開かれた横浜復興貿易博覧会の会場図の裏面に掲載されている。
市民と全国からの観光客に横浜の名物を紹介したもので、中華料理の項目に中華街の聘珍樓、萬新樓、安楽園が出ている。

 

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